結婚して3年はラブラブ!という新婚夫婦は多いですが、実は一方で結婚間もない新婚夫婦が生活が楽しくなく、1年ともたずに離婚に至るというケースも全体の10%、決して少ない数値ではありません。
またその離婚理由として最も多いのが「性格の不一致」。大好きで結婚したはずなのにどうしてこのようなことが起こるのでしょうか。夫婦円満の道は閉ざされたままなのでしょうか?
新婚なのに離婚するカップルの特徴
まず新婚1年以内に離婚に至るカップルに多いのが、付き合って1年以内のスピード婚をしたカップル、その理由のほとんどはできちゃった婚です。
できちゃった婚の場合特に男性は、結婚に対する心構えができないまま責任をとらされたかのように結婚することが多く、結婚生活にも子育てにも、きちんと向き合える人格形成や、経済的準備が整っていないために問題が発生し、離婚に至るのです。
また特に女性の場合は、結婚願望が強く憧れだけで、実は相手のことをよく知らないまま結婚したために「性格の不一致」に至る場合もあります。
更に言えば恋人の時は痘痕も靨(あばたもえくぼ)、いいところしか見えていなかったのに一緒に生活するようになって、相手の嫌なところが鼻につくようになるのも多いパターンです。
いずれにしても、結婚してしまってから「性格の不一致」に気づいた場合、すぐに離婚するよりも、まずはこのまま、うまくやってけないかどうかを探る方が得策です。
というのも、どんな相手でも性格がピッタリ合うということは殆どなく、それでも一緒に過ごしていくうちに仲の良い夫婦になることも少なくないからです。
実際、結婚後10年を経過した夫婦が、離婚する確率はそれ以下の夫婦より低いと言われています。
夫婦円満の秘訣がやっぱりあります
ではどうすればうまくやっていけるのか。
まずは「相手は自分とは違う」ということを認めましょう。
「自分とピッタリ気が合う」と思い込んでいるからこそそうでない時にイラついてしまうのです。むしろ自分とは違う、自分にはない良い点に注目してください。
「彼(彼女)のここが私(僕)を補ってくれる」と考えるのです。また、全てではなくても何か共感できるもの、共通の趣味や好みは何かしらあるはずです。
それを見つけて一緒に共感できる時間を過ごすようにしましょう。