夫婦喧嘩をした後は、双方とも収まらず冷戦状態になることがあります。
一言「ごめんね」と言えば解決することはわかっているのですが、その一言がなかなか言えないものですよね。
こういう時は、「時間が経てばまた、元通りの関係になるだろう」と考えたくなるものですが、そのように考えるのは禁物です。
夫婦喧嘩をしても謝らないというのを続けていると、関係が一見元に戻ったように思えても、相手の心の中には不満が鬱積していって、最終的に離婚を切り出されるということもあり得ます。
でも、謝るのは難しいですよね。なぜでしょうか？
謝るのを難しくしているのは考え方とプライドです。
自分は全く悪くないと考えていたり、謝ることは自分の負けを認めることだと思っていると謝れません。また、プライドが邪魔して、自分が間違っていると分かっていても謝れないということもあります。
そこで、謝って仲直りするためには、考え方を変えてプライドを捨てる必要があります。
ちょっと考えてみてください。自分は全く悪くないというのは、本当でしょうか？自分にも多少の落ち度はあったということはありませんか？
また、喧嘩をしているときに言葉で、相手を傷つけたということはありませんか？もし、そうなら、謝る理由がある事になりますね。
また、謝ることは負けだと思わないでください。謝ることで仲直りできるなら、危機を回避できたわけですから勝利と言えます。
また、プライドが邪魔して謝れないなら、過ちを認めて謝罪できる人のほうが、配偶者から信頼され尊敬されるということを思いに留めましょう。
結婚生活に波風はつきものです。
でも、問題が起きたときに夫婦の間で、どちらが正しくてどちらが間違っているか、白黒はっきりさせるというのは大事なことではありません。
大事なのは二人がこれからも仲良く暮らしていくことですね。
心からの謝罪の言葉は人を動かす力があります。今度けんかをしてしまったらためらわずに「ごめんなさい」と言ってみましょう。
⇒４５日で夫婦修復を完了させる
※第５章 言葉の魔法、第６章 言葉について、第７章 コミュニケーションを取り易くする魔法を参考に夫婦喧嘩から縁遠くなってくださいね。
